仕事

昼寝も立派な仕事の一部?昼寝の驚きの効果とは

みなさん「シエスタ」という言葉は聞いたことがあると思います。主にスペインなどで見られる伝統的な習慣で、長い昼休みのことを意味します。実際は寝ても寝てなくても「シエスタ」なのですが、日本では単に昼寝のことを指したりします。

パワーナップに大注目

そんな昼寝が、今ビジネスで注目されています。「パワーナップ」という言葉もつくられるほどです。これは米コーネル大学のジェームス・マース氏の研究に基いた言葉で、日中に短時間の睡眠をとることで仕事の能率が上がることを意味する言葉です。アメリカのNASAは、航空機のパイロットに対しての実験において、パワーナップを行った人たちと行わなかった人たちの間で、作業能力と覚醒状態に有意な差があったと報告をしています。現在ではNASAや海兵隊、有名企業でもパワーナップは取りいれられています。日本においても近年になって、様々な企業が睡眠の大切さに気づき、仮眠室や睡眠グッズを用意することで、積極的に社員に昼の睡眠をうながしています。

福岡市も昼寝に乗り出した

そのような中で、福岡市の取り組みが注目をされています。福岡市は人生100年時代を見据えた、持続可能な発展を目指すとして「福岡100」というプロジェクトを立ち上げました。そしてその一環として、今年の5月に寝具などの販売を手掛ける株式会社西川と協力して、睡眠不足を改善する運動として『#PowerNap』を立ち上げました。この運動では、昼寝に対するネガティブな感情が睡眠不足の原因であると考え、企業や市民に力を充電するものとして昼寝を捉えるように促しています。そして、この運動に参画する企業に対しては、昼寝用のオリジナルブランケットを配布したり、セミナーを開いて脳科学を根拠にした睡眠のコンサルティングを行うといています。

教育現場でも昼寝の効果が出ている

もともと人間の体内にあるサーカディアンリズム(体内時計)は、午後の2時から4時に掛けて一旦眠気のピークが来るように設定されています。この時間帯は、交通事故が多くなる時間帯でもあります。つまりシエスタは人間の体のリズムに適した非常にご理的な習慣であったことが分かります。先ほどの福岡市のように今後は様々なところで昼寝が推奨される流れとなっていくでしょう。例えば会社以外では兵庫県の加古川中学校で行われている「加古川シエスタ」や福岡県立明善高校が有名です。特に明善高校では午睡(お昼寝)の時間を設けたところ東大の合格者が2倍になったことで有名になりました。様々な効果が分かってきた昼寝。皆さんも上手に昼寝を取って、仕事の能率を上げていきましょう。

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